5月29日(日) 愛知県名古屋市西区『長善寺』にて総舞を奉納致しました。
この度の奉納は熊本地震の復興支援として企画されました。
近代史において伊勢より東への回檀は記録がなく、名古屋における総舞奉納は1980年代に名古屋市熱田区にて実施されて以来、約40年ぶりとなりました。
△演目紹介
総舞の観覧は初めてという方が多く、境内にて演目の由緒等を解説した『演目紹介』が用意されました。
△鈴の舞
総舞に先駆け本堂へ向け鈴の舞を奉納致します。
△四方の舞
△綾採の曲
演者は指吸長春。道化師役は石崎雄一朗です。
△水の曲(突き上げ)
普段目にする機会の少ない古典萬歳の掛け合いでは、境内が大きな笑いに包まれます。
△水の曲(戸板廻し)
△水の曲(皿)
△手毬の曲
△献燈の曲
△神来舞
△剣三番叟
△魁曲
最後は伊勢音頭の唱和にて総舞に幕を下ろします。
終了後の頭噛みの御祓いでは、皆の一年の無病息災を祈念するご家族や、安産を祈念するご夫婦など、多くの観覧者が列を作りました。
この度の総舞をご観覧下さった皆様、被災地支援の協賛金にご賛同頂いた皆様、ありがとう御座いました。
約40年ぶりとなる名古屋での総舞奉納が意義あるものとなりました。お越し頂いた皆様の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。