2月3日(金) 本年も近江一宮 滋賀県大津市『建部大社』の節分祭に際し、総舞を奉納致しました。
拝殿にて、建部大社の御祭神である日本武尊に総舞始まりの儀である鈴の舞を奉納致します。
△鈴の舞
勘太夫流鈴の舞が総舞にて奉納されるのは約二年ぶりとなります。舞手は昨年春入門の新弟子二名が務めました。
△四方の舞
△扇の舞
△綾採の曲
節分恒例となっている、新作萬歳も初披露致しました。道化師役はお馴染みの石崎雄一朗です。
△水の曲(戸板廻し・皿の曲)
△水の曲(鯛釣り)
△毬獅子の曲
△吉野舞
△手毬の曲
至極の芸と言われる【手毬の曲】です。勘太夫社中のみ奉納を行っています。
△献燈の曲
昭和の大神楽師の動作を研究し、細部の動きを再構築した指吸長春の献燈の曲です。
△傘の曲
△神来舞(伊藤森蔵流)
神来舞は家元によって舞の流派が異なるという特徴があります。伊藤森蔵流は明治から昭和末期に掛け、洗練された神来舞で一時代を築いた流派(家元)です。建部大社においては初披露となりました。
△剣三番叟
△魁曲
総舞の最後を締め括る花魁道中です。
本年も建部大社節分祭に際し、無事総舞を奉納する事ができました。
平日の奉納にも関わらず本年も多くの皆様にご参集頂き、社中一同深く感謝致しております。
お出逢いしました皆様が、またの一年を元気でお過ごしになられますよう、お祈り致します。