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2018.07.24

7月22日 高石市東羽衣での総舞ご報告

7月22日 大阪府高石市東羽衣九区”新村”にて総舞を奉納致しました。


本年も回檀・総舞は『 九区新村こどもフェスティバル』の一環として行なわれました。

総舞は小池公園に曳きだされた同地区のだんじりに向けて奉納され、当地の五穀豊穣のみならず、秋祭りの安全祈願も兼ねた総舞となりました。


本年の奉納では記録的な猛暑という状況もあり主催となった、こども会からは事前に飲み物やアイスが配られ熱中症対策に万全を期しての総舞実施となりました。


△剣の舞


△四方の舞


△綾採の曲


△傘の曲


△献燈の曲(放下師:松下雄陽・道化師役:石崎雄一朗)

新村の総舞では恒例の奉納となっている献燈の曲です。昨年までは二年連続で山本勘太夫が務めましたが本年は社中最年少の松下雄陽が務めました。


△神来舞 山本源太夫流(舞手:山本勘太夫・由良真介)

本年の神来舞は昨年の勘太夫流・初年度の伊藤森蔵流ではなく山本源太夫流にて奉納されました。平成に入り社中間の交流が活発化する中で夏の泉州地域回檀では加藤菊太夫社中との交流が通例となっており、本年は加藤菊太夫社中の流派である山本源太夫流による奉納を行いました。


△魁曲


奉納終了後は恒例の頭噛みの御祓いを行ないました。老若男女問わず各世代の皆様が笑顔で獅子に頭を噛んで頂いていました。昔ながらの風習で、獅子の鬣(幣)を頂く方もおみえになりました。


総舞の奉納を終え、九区”新村”のだんじりもだんじり小屋へ曳き上げていきました。


九区こども会・地域の皆様方、本年もお世話になりました。来訪再開後、気付けば三年の年を数え、少しずつではありますが新村の文化の一部を築いていける事を大きな喜びと感じております。新村の皆様、また来年お出逢い致しましょう。