今年も12月24日、伊勢大神楽発祥の地にして本拠地である三重県桑名市太夫『増田神社』にて総舞奉納を行います。
△令和5年度の増田神社総舞の様子はこちら。
伊勢大神楽講社の本拠は三重県最北の町桑名。かつてはお伊勢参りの旅へ訪れた旅人を御師が迎え入れる“伊勢国の玄関口”として栄えました。
450年以上も昔より竈祓いで諸国を巡り、各地に檀那場を持つ事で全国に大きな影響力を持っていた伊勢大神楽は江戸後期に内宮御師とも結びつき、今日の伊勢信仰の普及に大きな役割を果たしたと言われています。
伊勢国の玄関口であり、諸国を旅する伊勢大神楽の本拠である桑名市太夫村。
伊勢大神楽講社の全5社中が一年の旅を終え、太夫は増田神社へ帰還し祭事・総舞を執り行います。
参加社中
一社)伊勢大神楽講社 本部直轄 山本勘太夫社中
一社)伊勢大神楽講社 本部直轄 加藤菊太夫社中
宗)伊勢大神楽講社 所属 山本源太夫社中
宗)伊勢大神楽講社 所属 森本忠太夫社中
宗)伊勢大神楽講社 所属 石川源太夫社中
関連団体:山城修社中
本催事の執行役である伊勢大神楽講社(一社)の山本勘太夫社中を始め、同所属の加藤菊太夫社中、増田神社祭礼の祭主である宗家 山本源太夫社中・森本忠太夫・石川源太夫の五社中、尾鷲を拠点に活動する山城修社中らが合同で総舞を行います。社中ごとに古来より旅をする國がことなり、それぞれ旅の空で身に付けた伝統の色合いに差があることが、何よりの魅力となっています。
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かつては新年の舞始め。現代では一年の舞終い
かつては、新年の旅へ向け準備を終えた各社中が出発前の“年度の舞始め”として増田神社拝殿にてそれぞれ神楽奉納を行っていました。現在の総舞は、三重県の文化財指定を受けた際に合同での奉納へと姿を変えていったものです。
増田神社 総舞の華である、複数社中による合同の花魁道中(魁曲)です。
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手ぬぐいや風呂敷・団扇など総舞みやげの販売所も設けられます!
そして本拠地増田神社でしか受けられない『増田神社祈祷大麻』
なんと授与所が開くのは365日でこの日限りとなります。
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増田神社総舞を始め伊勢大神楽講社の年間の祭礼の記録を収めたドキュメントです。
宗家である山本源太夫社中を被写体にしています。
令和6年度総舞概要
日時:12月24日12時半~15時頃予定
実施場所:増田神社
住所:三重県桑名市太夫155
主催:一般社団法人 伊勢大神楽講社
問い合わせ先番号一覧
桑名市物産観光案内所
TEL:0594-21-5416
(一社)伊勢大神楽講社/代表:山本勘太夫社中
TEL:0594-73-2788
参加:山本勘太夫社中・加藤菊太夫社中・山本源太夫社中・森本忠太夫社中・石川源太夫社中
*増田神社には自動車駐車場が御座いません。お越しの際は交通機関をご利用下さい。JR・近鉄「桑名駅」下車後、三交バス「ネオポリス」・「大山田団地」方面行に乗車、「太夫」にて降車です。
※雨天時は拝殿での奉納神楽(狭い室内での奉納となるため、客席は設けません)