2016年7月30日、本年も大阪府阪南市、波太神社にて総舞を行いました。
総舞に先駆け、波太神社葉坂宮司より挨拶の口上があり、昨年の総舞奉納を記念し、波太神社拝殿に記念碑が設置される事が発表されました。
△鈴の舞
△四方の舞
平成24年度開始の大神楽師一般募集によって入門した四期生が総舞の舞手として初参加致しました。
△跳びの舞
△綾採の曲
地元阪南市出身の大神楽師、指吸長春が演者を務めます。
△水の曲(半水)
演者は伊勢大神楽 山本勘太夫流獅子舞保存会に所属する藤田直樹です。保存会員であっても、社中の大神楽師同様に春合宿に参加するなど日々の鍛練を怠りません。
△水の曲(戸板廻し~皿~鯛釣り)
△手毬の曲
△剣の舞
△楽々の舞
事前に氏子より要望を受け、阪南では史上初と思われる楽々の舞を奉納しました。五穀豊穣・牛馬安全・大漁祈願など豊年の祈りを込めた演目です。
△献燈の曲
△神来舞
かつて泉州を回檀した家元旧伊藤森蔵流の神来舞です。実に30年以上も途絶えていた流派の舞手であり、大変貴重な復活奉納となりました。
△剣三番叟
△魁曲
通称、花魁道中。最後は伊勢音頭の唱和で総舞に幕を下ろします。
本年も多くの方にご支援・ご協力を頂き、無事に総舞奉納を終える事が出来ました。地域からのお声掛けで希少な演目の奉納が実現するなど、例年以上にご参集の皆様方にお楽しみ頂ける総舞が奉納ができたのではないかと、自負しています。社中一同、本年以上の奉納ができるよう、来年に向け変わらぬ精進を続けていきたいと思います。
本年も変わらぬ炎天下での奉納となりましたが、お集まり頂いた皆様、ご協力下さった関係者の皆様、ありがとう御座いました。また来年、お出逢い致しましょう。