2017年7月29日、大阪府阪南市 波太神社にて総舞を奉納致しました。
波太神社主催の年中行事として3年。奉納年数4年。そして前身である岸城神社総舞より引継いだ“泉州一之総舞”として15周年という節目の奉納となりました。
△鈴の舞
総舞に先だって拝殿にて葉坂宮司を祭主とする総舞報告祭を執り行い、報告祭の後にはご祭神に向け鈴の舞を奉納致しました。
伊勢大神楽における鈴の舞は“禊祓”の意を有します。舞手は阪南市出身 指吸長春が務めました。
△四方の舞
△扇の舞
△綾採りの曲
△水の曲(長水)
演者には、家元山本勘太夫と地元阪南市出身の指吸長春が交互に登場致します。
△水の曲(突き上げ)
△水の曲(皿)
△手毬の曲
旧伊藤森蔵社中より受け継ぎし、至難の放下芸です。
△献燈の曲
△傘の曲
△神来舞
△剣三番叟
△魁曲
本年は復活芸である“前掛かり”や“片手止め”を含む7つ以上の技を盛り込んだ事で演目奉納時間は計10分以上にも及びました。二人の芸者が気力と体力の限界に挑戦した渾身の魁曲です。
午後5時から130分にも及ぶ長時間の総舞となりましたが、無事最後まで奉納する事ができました。
本年も奉納にご協力頂いた関係者の皆様、猛暑の中最後まで奉納にお付き合い下さった皆様方、本当にありがとう御座いました。また、来年お出逢い致しましょう。