神講
12月23日
※最重要神事につき一般非公開
一年の旅を終えた各社中の太夫が本拠である三重県桑名市太夫『増田神社』へ参集します。神講は かつて伊勢神宮より内宮御師の荒木田孫福館太夫が神宮大麻を携えて桑名を訪れ 共に祭儀を執り行った事に由来する祭儀です。
△先代太夫に代わり神講に参加する事で太夫の名跡を引き継いでいきます。(2014年山本勘太夫襲名式の様子)
増田神社 総舞
12月24日12時半~15時半(予定)
神講を終えた翌日 伊勢大神楽講社5社中による総舞を奉納します。古くから増田神社の総舞は 各社中の若手大神楽師が一年の成長を親方衆に披露する場と位置づけされており、総舞の配役は若手が中心で活気があります。
御魂入れ
12月25日
※一般非公開
各太夫家は新たに漆塗りが施された獅子頭を増田神社に持ち寄り御頭に新たな御魂を吹き込む”御魂入れ”の神事を行います。
全ての支度が整うと、一年の穢れを落とし新たな御魂を宿した御頭を携え新年の旅を始めるべく桑名を発ちます。
伊勢神宮での参拝・奉納
4月14日
※土日祝の場合は日にち変更有り
・伊勢神宮 御垣内参り
伊勢神宮内宮 伊勢大神楽講社の5社中が伊勢に揃います。江戸期には内宮御師らと共に代理参拝を担った名残りから 現在でも春秋に古式の通り代参の御垣内参りを行っています。
・参集殿 神楽奉納
内宮参集殿能舞台にて大神楽を奉納します。かつては神宮式年遷宮の年に限り内宮・外宮で奉納を執り行っていましたが昭和後期より年中行事となり内宮での奉納が続けられています。